Text Size : A A A
Img_be29064bb94c1b1e37df83eddb8344b5
レキシは安藤裕子のカバーアルバムで
「林檎殺人事件」を一緒に歌っているので知った。
今回、レキシの5枚目のアルバムを手に入れた。

私の地味なひとり遊びに、音楽を聴いて音を分解する楽しみがある。

私は中学生の時に吹奏楽部に所属し、バスクラリネットを吹いていた。
たいていはブッボ・ブッボとリズムを刻む担当だったせいか、
前面に出ている音より、後ろの方で鳴っている音が気になる。

ボーカルやキラキラしたギターの奥で、
縁の下として支える低音やリズムパートに耳を澄まし、
頑張っているなぁと健気さに打たれ、見事な節回しに酔いしれる。

以前、対談番組で椎名林檎が、聴衆をして
「なまじ歌詞カードがあるので、言葉に耳がいって、
 後ろで鳴っている音は聞いてもらえなくなる」というようなことを言っていた。

彼女の「NIPPON」という曲も、国威掲揚だなんて騒がれたっけ。
言葉には意味があり、言霊もあって、大事にしなくてはいけない。
でも、とらわれ過ぎれば、かえって表現したいことをつかみ損ねる。

音を楽しむと書いて音楽なのだから、
歌詞すらひとつの楽器と受け止めることで、
広がる可能性もあると思う。

レキシのアルバム「Vキシ」を、歌詞カードを見ないで聴いている。
繰り返すうちに何を言っているのか分かってきて、ニヤリとする。
たのしい。
Img_ff3a87046a854325f26d9c0bd82528e9
風邪を引いて、喉をやられた。
唾を飲み込むのも、声を出すことも辛く、
家族との意志疎通に身振り手振りを多用している。

おたまでシンクをカンカン叩いて注意をうながし洋服を指差せば、
子供たちは合点!とばかりに着替え始める。
話せずとも案外、伝わるものだ。

そんな中、息子をほめてやりたいことができたので、
メモ書きにして渡すと返事が来た。
娘はまだ字が書けないので、成長した息子とだけ可能なやりとりだ。


まま
おりうりがんばたね ぐわいがわるいくてもがんばたね
ありがとう

書き間違えもあるけれど、意外と情況が分かっているんだなぁと、じーんとする。
しかし、気遣いが行動に結び付かない所が子供らしい。
今日も我が家は騒々しく、頭痛に響く…。