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名所に行くのも良いけれど、
近所の桜の変化を見守る楽しみもある。
娘と散歩した公園には、満開を迎えた木もあった。

最近、子育てというより、もう人育ての域だなぁと感じる。

上の息子が2年生、下の娘が年長組に進級し、
感情は豊かで複雑になり、交わす会話も高度になり、
次第に幼さが抜けてきた。

姿かたちも、ほっぺの下ぶくれなラインもすっきりとして、
私がマニアックに好んでいる、おでこの柔らかな肉づきも、
いずれはシュッとして硬くなる。

そして、たぶん、ふと気が付いたらヒゲが生え、
茶髪になったり色気づいたり、反抗期を迎えて通過して、
すっかり人間が出来上がっているのだろう。

一緒に公園を散歩する機会は減る、もしくは無くなる。
親と同じものを見て、同じことに喜び悲しむのではなく、
己で得た友人たちや恋人と時間を共有するようになる。

それはもちろん、親にとって喜ばしいこと。
何事にも終わりや限りがあるからこそ、
いまをいとおしむ気持ちが湧くのだから。

でも、「いっしょ」の残数に思い至ったら、
今年の公園の桜は、なんだか目にしみるなぁ。

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